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陳脩

 

生没年:建安9年(204)~嘉禾6年(237)

 

所属:呉

 

生まれ:揚州廬江郡

 

 

 

陳脩(チンシュウ・陳修とも)。孫権の命を救った猛将・陳武(チンブ)の長男ですね。実際は腹違いの弟である陳表(チンヒョウ)ではなくこちらが正式な後継ぎでしたが、短命という恐ろしい運命のせいで大きな功績を残すことができずに死亡した、非常に残念な人物です。

 

一応、父親譲りの気前の良さを持ち合わせていたのですが……

 

 

 

 

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陳家は前任の家系?

 

 

 

正直なところ、たった数行で終わってしまうのがこの人の記述。三国志本文にある内容をザックリ述べるだけで、人物評やエピソードはどうしようもないので今回は省略させていただきます。

 

 

彼の父親・陳武は孫権(ソンケン)にとって頼れる優れた猛将でしたが、合肥の戦いで早くして戦死。陳脩はこの時まだ未成年だったようで、おそらく孫権の保護を受けるか父の遺産で食いつなぐかして、母親が女手ひとつで育てた子なのでしょう。

 

そんな陳脩が孫権の元に仕えるようになったのは、奇しくも孫権が兄から役職を引き継いだのと同じ19歳の時。彼は孫権から直々に「父親同様励むのだぞ」と激励の言葉を受け、別部司馬(ベツブシバ:非主力隊隊長)として500の兵を率いる指揮官になったのでした。

 

 

また、この当時の呉はなかなかに安定しない時期で、逃亡兵も多く出てしまうなど、軍の統率に支障をきたしていた時代でもありました。が、陳脩の部隊は彼がしっかり兵士の心を掴んだため、逃亡兵は0。

 

孫権はこれを見て大喜びで、すぐに陳脩を校尉(コウイ:将軍より格下だが充分位の高い高級軍人)に格上げさせたのです。

 

 

建安の末に、今度は荊州を奪った呉は亡くなった功臣たちの生前の功績を称える論功を行い、陳脩も父の功績をたたえられて、都亭侯(トテイコウ)として列侯に連ねられ、さらには解煩督(カイハントク)という特殊部隊指揮官の役職を与えられることになったのです。

 

 

当然、無能であれば父が功臣であってもそんな役職は与えられず、名誉職に留められたことでしょう。それを考えると、陳脩もやはり一端の武将であったと言えるかもしれません。

 

 

……が、史書に載るような活躍の機会は与えられることはなく、黄龍2年(230)、陳脩は若くしてこの世を去ることになったのでした。

 

 

 

史書に曰く「父の面影があった」とありましたが……父のような猛将か、弟のような人知を併せ持った名士然とした武人か、そこを知るには、あまりに活躍が少なすぎる人物でした。

 

 

 

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